Category: 設計システム
【顧客事例:Møre Maritime様】 高度な復原性計算のためにNAPAを採用
活魚運搬船の設計に力を入れているノルウェーの船舶コンサルティング会社Møre Maritime社は、高度な復原性と規則対応に対する同社のニーズを満たす最適な統合ソリューションとして、NAPAを採用しました。 日本語で詳細をご希望の方は、下記よりお気軽にお問合せ下さい。
Read Article9月 23, 2020
船舶設計システム・NAPA 2020.1 リリースのお知らせ (英文)
The new NAPA Release is available for downloading now! This is the first NAPA Release of 2020 and we’re excited to share the information on the new development with you. This article highlights the most significant latest development. We have also worked hard to improve the software quality in the form of error corrections and […]
Read Article9月 23, 2020
リモートワークでもNAPAを効率的に使うには? (英文)
by Olli Puustinen and Tommi Kurki, NAPA Design Solutions The Coronavirus (COVID-19) outbreak has required many of us to work remotely. This has created a new style of working, where we can’t rely on colleagues sitting next to us like we’re used to. The software we use is still the same but VPN connections are […]
Read Article6月 18, 2020
NAPA User Webinar 2020 録画配信
2020年6月9 ~ 10日に開催しました、NAPA設計システムに関するウェビナー(Webセミナー)の録画を配信しております。 設計プロセス変革の鍵となるNAPAシステムの進化の様子に、世界中のユーザー様から多くの反響をいただきました。 見逃してしまった方も、もう一度見たい!という方も、ぜひご視聴ください。
Read Article6月 15, 2020
【顧客事例:MV Werften様】 NAPA Steelを使って複雑なクルーズ船の設計プロセスを変革
Background:背景 MV Werften社は、親会社のGenting社とその3つのブランド(スタークルーズ、ドリームクルーズ、クリスタルクルーズ)を代表して、ドイツで3か所の工場を運営している大手造船会社です。 過去15年でクルーズビジネスは世界的に成長を遂げ、数多くの新しいクルーズ船が建造されてきました。 しかし、クルーズ船を建造できる造船所は世界的に見ても限られているのが現状です。それはなぜでしょうか? 客船固有の高度な安全性要件を満たした上で、目の肥えた乗客の要求に応えられる、非常に難易度の高い設計技術が求められるからです。 MV Werften社を通じて造船チームを社内に取り込むことで、Genting社は必要なときに必要なだけ自社の船を建造し、最新の設計を取り入れながら建造する能力を獲得してきました。 クルーズ船建造の先導者として、MV Werften社は、スタークルーズ、ドリームクルーズ、クリスタルクルーズ向けの船を供給する上で、自社の設計プロセスの更なる効率化と合理化を常に追求しています。 Approach:課題への取り組み ドリーム・クルーズの208,000GTクルーズ客船「グローバル・クラス」のようなクルーズ船の設計は、けた外れに複雑な作業です。高度な技術要件を取り扱う複数の異なる分野の設計を同時並行で進め、それらを1つの共通の構造に統合する必要があります。 さらに、クルーズ客の進化する要求に応え、かつ、スタークルーズ、ドリームクルーズ、クリスタルクルーズをそれぞれのニッチ市場で差別化するためには、革新的で斬新な設計が必要とされます。近年では、例えば、テーマパークがほぼ丸ごと1つの船に含まれる事例も見られます。 設計の進化に伴い、MV Werften社も進化してきました。同社は従来的な直線型の設計プレセスから、異なる分野の検討を同時に進める同時並行型の設計プロセスへの移行をすすめています。しかし、その導入には自社特有の課題があります。MV Werften社は、3つの造船拠点があり、約500人のエンジニアが働いています。また、最大600人の設計・建造関連会社がおり、それぞれの船には最大2万件の建造関連文書があります。さらに、それぞれの船で平均250件以上の設計変更が建造中に必要になることもあります。 近年得てきた主な教訓には以下の3点があります。 一般配置図(GAP)、NAPA Steelモデル、強度計算用モデルをそれぞれ個別に作成し使用することは効果的ではない インテリアデザイナー、機装・艤装チーム、建築家との共同作業には、強度計算用モデルは不向き 設計変更に即座に対応するために、構造設計と強度計算の高速化が求められる MV Werften社の計算サービス部門の責任者であるMichael Zimmermann博士は、2017年のNAPAユーザーミーティングでNAPAスタッフや造船設計者仲間との会話に触発され、ヘルシンキからの帰国中の機内で、これらの障害を取り除くための構想を練り始めました。 ドイツ帰国後、Zimmermann博士は、概念設計と基本設計のプロセスを高度に合理化するため、NAPAとの協力の下、新しい設計手法の開発に着手しました。 Solution:解決策 NAPA Steelを用いることで、中核となる1つのプロダクトモデルが作られ、それらは構造設計と強度計算のための共通情報として使用することができます。さらに、一般配置図や造船所独自の製品データに直接リンクすることもできます。このプロダクトモデルは、船の内装、艤装、機器類の詳細な配置検討をすすめるための”たたき台”としても機能します。 これにより、すべての設計分野が緊密に結びつきます。各分野の検討に同一のモデルを使用することにより、様々な情報の齟齬が生じるリスクを防ぎ、整合性を保つことができます。このように、データの整合性と一貫性を改善することで、設計におけるミスの低減に貢献します。 MV Werften社では、数多くの業務を自動化するために、NAPA DesignerのC#スクリプトを用いたカスタマイズが積極的に行われています。これらのカスタマイズツールをNAPA Designer内に統合することで、設計の時短化が図れ、設計変更が生じた際にも即座に対応できるようになります。 Results:成果 1940年から1995年までの55年間で、最大客船の記録は2度変更されました。しかし、1995年以降の24年間で、その記録は11回も更新されています。サイズが大きくなるにしたがって複雑さが増したものの、設計プロセスに大きな変化はありませんでした。 MV Werften社の計算サービス部門の責任者であるMichael Zimmermann博士は、「NAPAと協力することで、我々が建造する船舶の複雑さと高度さが大幅に増加したにもかかわらず、プロセスの改善と目に見える効率化を実現しました」とコメントしています。 また博士は、「MV Werften社の概念設計と基本設計のための基幹ツールとしてNAPA Steelを導入することに成功しました。市販の代替ツールよりも効果的であることも実証できました。3Dモデルに情報が整理・統合され、そこからより多くの情報が得られるからです。」と続けています。 これらの変革の結果、品質と精度がプロセスに組み込まれることで、エラーが少なくなり、設計スピードと変更への対応力に著しい改善が得られました。さらにMV Werften社では、C#スクリプトを用いた自動化により、スピードと設計品質をさらに向上させる大きな可能性があると期待しています。 お問合せ先: NAPA Japan株式会社 T: 078 325 2160 E: japan@napa.fi
Read Article5月 26, 2020
NK・JMU・NAPA、3D図面承認のフィジビリティスタディを完了
東京、ヘルシンキ、2020年3月19日 一般財団法人日本海事協会(ClassNK)、ジャパン マリンユナイテッド株式会社(JMU)及びNAPAグループ(NAPA)は、3次元CADモデルを利用した図面承認(3D図面承認)に関するフィジビリティスタディを完了しました。本技術検討プロジェクトにおいて、船級承認に必要な情報が3次元CADソフトウェア”NAPA Designer”を通じて確認可能であることが確認されました。 弊社は、引き続き業界の皆さまと連携しながら、3D図面承認の実現に向けた取り組みを進めてまいります。 NAPAプレスリリース(英語) ClasssNKプレスリリース メディアに関するお問い合わせ NAPA Japan株式会社 (日本語) Tel: 078-325-2160 E-mail: Japan@napa.fi
Read Article3月 23, 2020
日本海事新聞インタビュー掲載
日本・東京ー2019年09月04日 – 日本海事新聞【MariTech × ShipDC 海事未来図】にて、NAPA Japan社長兼NAPA副社長の水谷直樹のインタビューが掲載されました。ぜひご覧下さい。 掲載サイト:日本海事新聞 PDF:日本海事新聞インタビュー URL:https://www.jmd.co.jp/article.php?no=249639
Read Article9月 5, 2019
NAPA基礎合同トレーニング
弊社ではNAPA初心者(導入をご検討の方を含む)の方を対象とした合同トレーニングを年2回程度開催しております。 NAPA初心者(導入をご検討の方を含む)の方を対象に、NAPAシステム基礎から線図、区画、復原性計算を行う際のNAPAの基本操作の習得を目的としております。 区画作成にはNAPAの新しいモデリングツールNAPA Designerを使用します。 ■対象 NAPA初心者(導入をご検討の方を含む) ■概要 標準的なバルクキャリアを教材として使用し、標準的なモデル作成手順や実用的なテクニックを演習を交えて学んで頂くことができます。 トレーニングを通じて習得できる知識は以下を目標としております。 【線図関連】 ・初期設計で求められるレベルの線図モデルを作成できる。 ・作成された線図からハイドロテーブルを出力できる。 【区画関連】 ・NAPA Designerを用いて隔壁、デッキ等の面の作成ができる。 ・NAPA Designerを用いて区画の作成ができる。 ・作成された区画から区画容積計算ができる。 【復原性関連】 ・NAPAによる積付、縦強度、非損傷時復原性計算ができる。 ・損傷時復原性計算の操作を習得することができる。 ・クライテリアの定義方法を習得することができる。 ■開催日 2023年 秋(5日間)予定 Day1 9:30~17:30(12:00~13:00 昼休憩) Day2 9:30~17:30(12:00~13:00 昼休憩) Day3 9:30~17:30(12:00~13:00 昼休憩) Day4 9:30~17:30(12:00~13:00 昼休憩) Day5 9:30~17:30(12:00~13:00 昼休憩) ■内容 【Day 1】 NAPAシステムの基礎 船型定義(カーブ及び船体サーフェスの生成) 【Day 2】 船型定義(カーブ及び船体サーフェスの生成) ハイドロ計算 【Day 3】 参照面及び区画定義(NAPA Designerを使用) 【Day 4】 […]
Read Article8月 22, 2019
NAPAとPROSTEP社、Meyer Turku造船向けの第1回共同プロジェクトを無事完了
ダルムシュタット / ヘルシンキ, 2019年3月26日 製品ライフサイクル管理(PLM)のコンサルティングおよびソリューション企業であるPROSTEP社と、海事ソフトウェア、サービス、データ解析のリーディングカンパニーである弊社のパートナーシップにより、世界有数の造船会社であるMeyer Turku社の船舶設計ソリューション開発プロジェクトが無事完了しました。 設計プロセスを通じて複数の関係者を取りまとめる”インテグレーター”として造船所が機能するケースが増えています。この役割を果たすためには、プロジェクトの開始から完了までを成功に導くための効率的で効果的なソフトウェアが必要となります。 弊社とPROSTEP社はそれぞれの専門知識を持ち寄り、世界で最も強力な3次元船舶設計ソフトウェアであるNAPAとMeyer Turku造船のCADと完全連携できるインターフェース機能を開発しました。これはMeyer Turku造船における船舶建造に関わる意思決定をより効果的にします。 この成功の結果、弊社とPROSTEP社は、PLMソフトウェアとCAEインターフェースの開発、およびPLMコンサルティングの分野で、より緊密に協力していくための正式な協力協定を締結しました。これらの分野における両社の強みを掛け合わせることにより、弊社とPROSTEP社は業務効率を向上させ、顧客満足度の向上を目指します。 PROSTEP ハンブルク支社のアカウントマネージャーである造船担当のMatthias Grau氏は、「NAPA社は、造船・海運業界を専門とするソフトウェアのリーディングカンパニーの1つです。NAPA社との協力により、私達はITシステムインテグレーターとして、この重要な業界での市場地位を強化を目指します。船舶開発プロセスをつなぐデジタルスレッド(デジタルの糸)の役割を担い、NAPAと下流の詳細設計CADシステムとの間の重大なギャップを埋めています。」とコメントしています。 Meyer Turku造船は、クルーズ船、貨客フェリー、特殊船の建造を専門としています。1737年以来、同造船所は世界中の顧客向けに1,300隻以上の新造船を手掛けました。その効率的な設計と建造には、多くの商業パートナーやソフトウェアプロバイダーとの円滑な相互連携が必要とされています。 Meyer Turku社の船体基本設計マネージャーであるAri Niemelä氏は、「Meyer Turku社は、船体性能の最先端を行く革新的でオーダーメイドの船を設計・建造することで知られています。NAPAは我社の設計用の”道具箱”の一部として日々使用されています。NAPAとPROSTEP社が共同開発したCADソリューションにより、弊社は設計と建造プロセスを通じて目覚ましい効率化と時間短縮を実現することができました。」とコメントしています。 NAPA 設計ソリューション事業部 開発担当ディレクターのTapio Hulkkonenは、「PROSTEP社との協業契約のおかげで、世界中のお客様に市場随一のPLMノウハウの恩恵を提供し、設計プロセス改善をもたらすことができます。弊社はPROSTEP社と協力し、お客様の利益と収益性のさらなる向上に貢献できることを楽しみにしています。」とコメントしています。 *** PROSTEP社について PROSTEP社は、PLM分野での20年以上の経験と実績があります。当社は、ドイツの自動車および電気業界の大手企業によって1993年に設立されました。今日、これらの企業は、PROSTEP ivip Association社とPROSTEP AG社の経営陣とともに、PROSTEPグループの株主となっています。PROSTEP社はダルムシュタットに本社を置き、ドイツ国内に7つの支店を構えています。また、米国ミシガン州バーミンガムに本部を置く子会社PROSTEP Inc.社を通じ、米国市場でも積極的に活動しています。 NAPAについて NAPAは30年間の経験と実績から、海事産業のためのソフトウェア、サービス、データ分析のグローバルリーダーとして成長してきました。船舶設計と運航支援の両方において、安全性、効率性、生産性を向上させる業界最高水準のデータ主導型ソリューションを提供しています。 NAPAはグローバルに事業を展開しています。ヘルシンキに本社を置き、アジア、ヨーロッパ、アメリカの10か国にオフィスを構えています。現在までに、NAPAの船舶設計ソリューションには、420のユーザー組織と、2,500以上の船舶への導入実績があります。詳細は、www.napa.fi をご覧ください。 お問い合わせ: NAPA Japan株式会社 T: 078 325 2160 E: japan@napa.fi PROSTEP Joachim Christ T : +49 6151 9287-0 E : […]
Read Article3月 26, 2019
【大宇造船海洋様】 設計プロセスに変革をもたらすソリューションとしてNAPA Steelを採用
Helsinki, Finland/Geoje, Korea – 6 February 2018 海事ソフトウェア、サービス、データ分析のリーディングカンパニーであるNAPAは、世界有数の造船所である大宇造船海洋(DSME)社が、設計プロセスの合理化と21世紀の船舶設計者のニーズを満たすために、3DモデルベースのソフトウェアであるNAPA Steelを採用したと発表しました。 日本語で詳細をご希望の方は、下記よりお気軽にお問合せ下さい。
Read Article2月 6, 2018