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船舶運航支援システム / Shipping Customer Stories

Shipping Customer Stories

NAPA Shipping Solutions customers

NAPAのソフトウェア、サービス、データ解析は、海事産業に関わる様々なお客様に幅広く採用いただいております

ここでは、NAPAのデジタルソリューションの導入実例をいくつかご紹介します。

海気象情報を考慮した航路最適化システムVoyage Optimizationを導入

NAPAは、船舶運航会社、用船者、船舶管理会社に対して、以下のような支援を行っています 

  • 海気象情報を考慮した航路を最適化し、費用とCO2を大幅に削 
  • 運河横断と迂回、ドライドックの時間や場所の違いなど、異なる航海計画の費用を比 
  • 正確な到着予定時刻ETAを把握することで、船速配分やジャストインタイム到着のメリットを得 
  • 乗組員と貨物の安全のために、荒天を避けるよう航海計画を立 

サステナビリティはネステの優先事項です。私たちは、海運業における費用削減や環境負荷の最小化に役立つデジタルソリューションの検討を積極的に取り組んでいます。NAPA Voyage Optimizationを使用して、海気象を考慮した航路を設定したところ、強い潮流を利用することができたため、非常に具体的な燃料消費量の節約になりました。 ヒューストンから南アフリカまでの航路で実際に節約できたのは、燃料油37トン以上、26,000米ドル相当、CO2排出量 117トンでした。

Risto-Juhani Kariranta Shipping Performance Manager, Neste Corporation

定期用船契約のばら積み貨物船にNAPAのパフォーマンスモニタリングとデータ解析サービスを導入

NAPAは、定期用船を運航しているお客様に対して、以下のような支援を行っています。 

  • 船内に機器を設置することなく、定期用船のパフォーマンスを監視・分析 
  • 船舶から報告されるレポートを、AIS、海図データ、客観的な気象報告などの外部データと組み合わせ解析することで、実用性のあるデータを提供 
  • フリート全体の実海域性能分析
  • 航海ごとに、燃料消費量の増加原因(環境要因、船体汚損など)考察 

商船三井は常に、天然資源輸送の安全性・信頼性において世界をリードすることを目指しています。従って、当社ではそのために大きな効果のあるテクノロジーを積極的に取り入れています。NAPA Fleet Intelligenceは、これまででは不可能だった詳細度(オーナーがすでにパフォーマンスモニタリングを導入していない限り)で定期用船フリートの技術的・商業的パフォーマンスを正確に評価するために私たちが求めていたツールでした。また、ドライバルクの定期用船フリート全体について完全に一貫したパフォーマンスレポートを得ることもできます。今後も、NAPAがこのツールをさらに発展させてベストな結果を提供してくれることを期待しています。

田中 利明 代表取締役 副社長執行役員, 株式会社商船三井

LNG船にNAPAのパフォーマンスモニタリングとデータ解析サービスの導入

NAPAは、LNG船を運航するお客様に対して、以下のような支援を行っています。 

  • LNG船という複雑なシステムを効率的に運用する方法基本的な知識を得る 
  • 船舶の技術的性能を造船所の保証に照らして検証 
  • 船舶の性能の経年変化把握し、適切なタイミングでメンテナンスをすることにより、運用費用の削減を実現 
  • 荒天を避け安全な航路最適化し、海気象を利用して燃料消費量を節約 

LNG船の推進システムは、他の船種の推進システムよりもはるかに複雑であるため、貨物格納庫や管理システム、舶用高効率推進プラント(Ultra steam turbine)などの船体状態を正しく理解することが、実航海における本船の運航効率を管理する上で不可欠です。システム構成からKPIの設定まで、設計、エンジニアリング、オペレーションにまたがるNAPAの豊富なLNGの知識と経験により、真の価値を提供する透明性の高い船舶性能と航海レポートを提供することを可能にしました。

伊東 明彦 マネージャー, 輸送グループ, LNGトレーディングユニット, グローバルエネルギー営業本部, INPEX

省エネ対応機器の性能評価および燃料削減取組の効果検証

NAPAは、船舶運航会社や機器メーカーに対して、以下のような支援を行っています。 

  • 運航費用を削減し、燃料効率を向上させるための技術導入および運用をサポート 
  • 船舶性能と環境効率を向上させることを目的とした機器や取り組みの効果を検証

用船者や船主が船舶に効率化技術を導入する際に、公平なデータ分析と検証は不可欠です。私たちは数々のトライアルと高度な統計モデリングの両方を用いて、客観的な検証を行いました。ローターセイルは、燃料消費量節約と効率化を実現し、安定したデータ収集と高度な分析を通じて実証された革新的な環境効率化技術の成長に貢献しました。

Esa Henttinen Executive Vice President, NAPA

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